自分の歯で食べられることは何よりの喜びです。入れ歯には、見た目重視・機能性重視など、様々な種類があります。一人ひとりのニーズに合わせた快適な入れ歯をご提案いたします。
入れ歯の悩みで多いのが、「痛い」「噛めない」「ズレる」。当院で聞かれる悩みも、こうしたトラブルです。お口に合わない入れ歯を使っていると、お口の中を傷つけたり、しっかり噛めなかったりして、気分が滅入ってきます。そのうちに入れ歯を使わなくなって外出がおっくうになる人さえいるほどです。日常生活を楽しく過ごすには、お口にぴったり合った快適な入れ歯を作る必要があります。
当院の入れ歯のコンセプトは、痛みや違和感の少ないしっかり噛める入れ歯です。一人ひとりに合った的確な素材を使いながらなるべくコンパクトに設計することで、痛みや違和感の少ない入れ歯に仕上げます。患者さまのご要望を取り入れながらお作りしますので、当院の入れ歯で噛める喜びを、もう一度取り戻してください。
入れ歯は、時間をかけてお口に馴染ませていくものです。なるべく早く慣れようとして、最初から長時間つけていると、痛みを感じることがあります。痛みや違和感が強くなると、使うのを嫌がってしまいます。最初は短時間から始めてください。お口が入れ歯を受け止めるようになりますので、徐々に慣らしていってください。
痛みを感じる場合、その状態で使い続けていると、上顎や歯ぐきを傷つけてしまいます。入れ歯を調整すると、一時的な痛みはなくなりますが、しばらく経つとまた痛くなります。調整を何回か繰り返して、ようやく馴染みます。慣れるまでに時間がかかる場合もありますが、少しでも痛みや不具合を感じたら、必ず歯科医師に相談してください。
メインテナンスで残っている歯を守る
入れ歯を快適に使い続けるには、定期的なメインテナンスが欠かせません。部分入れ歯は金具で歯に固定させるため、想像以上に負担がかかっています。衛生状態が悪いと、バネをかけた歯から悪くなっていきますのでメインテナンスが大切です。歯のクリーニングでお口の中をキレイにして、快適な状態を維持します。
保険の入れ歯から、ソフトなシリコンデンチャー、金属床、インプラントデンチャーまで、快適な入れ歯を取り揃えています。患者さまのニーズに合わせたご提案をいたします。お口の状態によっては「シリコンデンチャー+金属症」などの組み合わせにも対応しています。
「シリコンデンチャー」吸い付くような快適さと安定感
シリコン素材で作った入れ歯です。弾力性に富んだ軽くてソフトな素材で、保険の入れ歯に比べると、薄く仕上がります。ぴったり吸い付くようなフィット感があります。シリコン素材がクッションとなり、噛んだ時の衝撃を吸収して、痛みを和らげてくれます。特に痛みが気になる方には、最適な入れ歯です。
「金属床」お口の中が広々とした快適な入れ歯
上顎に密着する部分に金属を使用した入れ歯です。金属は精密加工がしやすいので適合性が高く、身体にも馴染みやすい素材です。中でもチタンは軽くて薄く、保険に比べると1/3程度のコンパクトな薄さで耐久性・快適性にも優れています。ズレや違和感、痛みがないので安定していて、しっかり噛み締めることができます。熱が伝わりやすいので、食べ物の温かさ冷たさが伝わり、食事を美味しく味わえます。腐食や変質、金属アレルギーもほとんどないため、身体に優しく、安心して使えます。
「インプラントデンチャー」しっかり噛めて外れない入れ歯
インプラントを利用した入れ歯です。インプラントを埋入して土台を作り、その上から取り外し式の人工歯を被せます。普通の入れ歯に比べると柱があるので安定性が高く、ズレや違和感がありません。痛みもないのでしっかり噛めます。また上顎に、床部分が当たらないので舌の動きが邪魔されず、お口全体が広々と感じます。快適性・審美性を追求する方には最適な入れ歯です。