根管内の細菌がわずかでも残っていると、せっかく処置をしても根の先まで感染が広がるため、完全に洗浄・殺菌することが非常に大切です。消毒に必要な時間は、細菌の侵され具合によって変わります。感染が大きくなるほど処置時間はかかりますが、同時に成功率も下がります。
当院では専用の器械を使い、根管内の汚れを残さないように短期間でていねいに処置します。根管内がきれいな状態になった時点で仕上げの薬を詰めるようにしています。
CT診断で小さな病巣も見逃さない!
根の先に膿がたまっていても、レントゲンでは診断が難しく、見逃してしまう場合があります。当院で導入しているのは1回の撮影でレントゲン・CTの両方が取れる、レントゲンシステムです。初診時にレントゲンを撮影すると、CT診断もできます。鮮明な画像で診断できるので、小さな病巣や陰を見逃すことはありません。的確な診断とていねいな治療で、大切な歯を守ります。