小児口腔機能発達不全症とは

小児口腔機能発達不全症は、生まれつきの病気ではありませんが、「食べる」「飲み込む」「話す」といったお口の機能に支障があり、日常生活に問題が生じている状態を指します。
特に15歳未満のお子さまに見られ、自然に改善されることは少なく、専門的な歯科医院での治療や指導が必要とされています。
●症状の例
- 噛む、飲み込む動作がうまくできない
- 食べこぼしが多い
- 食事に時間がかかる
- 発音がはっきりしない、言葉が不明瞭
- 口呼吸が多い、口をポカンと開けている
- 指しゃぶりや爪を噛む癖がある
こういった状態を放置しておくと、歯並びや噛み合わせだけでなく、姿勢の悪化や成長、言葉の発達にも悪影響を及ぼすことがあります。
お子さまの口の機能で気になることがあれば、早めに歯科医院や専門機関にご相談ください。