じゅん歯科クリニックの院長の熊谷です。
これまでの歯科治療は、痛くて噛めない!などといった症状がでてから来院され、それを一時的に噛める状態に解決していくというものでした。
ただ、そういった治療だけを繰り返していると45歳を過ぎたあたりに何本か歯を抜くことになり、自分の歯で噛める部分がどんどん少なくなっていきます。
欧米の80歳での平均残存歯数が、平均20本なのに対して、日本人は平均8本なのも、こういった原因によるものです。
これからの歯科医療は、歯をいかに残していくか、いかに一生涯困らないお口の状態を構築していくかを主眼においております。誰しも、歯を抜きたくないし、将来的には入れ歯にはなりたくないと思っているはずです。
その目的を達成するために必要なものこそ、歯を残すための治療なのです。
歯を残すための治療には予防歯科などがあります。
予防歯科とは、虫歯菌、歯周病菌が、長時間同じところに停滞することを、歯科衛生士さんと共に防いでいくというものです。
虫歯菌も、歯周病菌も、そんなに強い細菌ではないので、長時間の停滞を許さなければ、そんなに怖くはないものなのです。
普段は自分で予防を行って、月に1度くらい歯科衛生士さんのプロフェッショナルなクリーニングを受ければ、細菌の停滞を防ぎ、虫歯や歯周病を予防できます。
そんなに難しい話ではないのです。
理容店にいく感覚で、歯科医院にて歯を磨いてもらうのです。
髪は放っておいても伸びます。歯は一度生えたら一生増えません。
どちらを大切にした方が良いのでしょうか?
じゅん歯科クリニックでは、プロフェッショナルクリーニングを行っています。